浴室に入ると1.5メートルものニシキヘビがそこにいたら、さぞ冷や汗がでることだろう。
このほどオーストラリア、クイーンズランド州ノーサビルの住宅地で8月26日、浴室の天窓に5フィート(約1.5メートル)ほどのカーペット・パイロン(和名カーペット・ニシキヘビ)が潜んでいた。
いや潜んでいたというよりも日向ぼっこをしていたようだ。ここの住居人はすぐ「スネーク・キャッチャー・ヌーサ(Snake Catcher Noosa)」(蛇の除去・捕獲業者)に連絡をいれた。
「スネーク・キャッチャー・ヌーサ」のオーナー、ルーク・ハントリーさんは、静かに天窓のカバーを開けヘビが怖がらないようにやさしく抱き寄せるように捕獲した。
動画を見るとルークさんの嬉しそうな顔が、かなりのヘビ好きと伺える。
このカーペット・ニシキヘビはオーストラリアに多く生息しているが性格は非常に穏やかで毒は持っていない。日本でもペットにしている人が多数いるほど安全なヘビと言えよう。
しかし、オーストラリアでは仔犬が呑み込まれたというニュースも過去にある為、油断はならないといえる。
ヘビを捕獲したルークさんは「天窓がとても暖かいうえに程よく狭い場所がヘビにとって居心地が良かったようです。彼のお腹をくすぐることで優しく抱きしめて捕獲することができました」と語っている。
この後、ヘビは野生動物が住む圏内へ解放してあげたとのことだ。ヘビを除去するプロはヘビの愛し方もプロ級だった。
【参考サイト】
◆New York Post
◆Snake Catcher Noosa/Facebook
◆Snake Catcher Noosa公式サイト
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