韓国のソウルからサンフランシスコへ向かう旅客機内での出来事が人々の関心を集めている。4か月の息子を連れて飛行機に乗った母親が他の搭乗客にお菓子と耳栓を配り始めた。
(下につづく)
●もし、息子が泣き出したら…という母親の素敵な予防策だった。
先月12日にFacebookユーザーのデイブ・コロナさん(Dave Corona)が投稿した韓国のソウルからサンフランシスコへ向かう旅客機内での出来事が人々の関心を集めた。そこには、お菓子と耳栓が一緒に入った袋の写真が投稿されていた。
デイブさんの投稿によると、サンフランシスコ行きの機内に4か月の乳児を連れて搭乗してきた母親が、これから10時間のフライトの間、我が子が泣いたり、騒がしくして迷惑をかけることを想定し、他の乗客に耳栓とキャンディなどのお菓子が入った袋を配っていたというのだ。
しかも、その袋には4か月の乳児、ジュンウーちゃんの気持ちになって母親が書いたと思われるメッセージが次のように添えられていた。
「こんにちは。僕の名前はジュンウーです。まだ生まれて4か月なんだよ。今日は僕のママとお祖母ちゃんと一緒に叔母ちゃんに会いにアメリカに行くんだ。だけど僕、少し怖くて緊張してるんだ。だって初めて飛行機に乗るんだもん。」
「だから、もしかしたら泣いちゃったり騒いじゃったりするかも。だけど大人しくするように頑張るね。約束は出来ないけど…。ごめんなさい。だから僕のママが、みんなに手土産を用意したんだ。お菓子と耳栓なんだけど…。お願い!もし僕がうるさくしてしまったら、その耳栓を使ってね。皆さん良い旅を!感謝です!」
この母親は、乗客のために実に200個以上もの手土産を用意していた。そしてデイブさんの投稿には母親の気遣いに心が温かくなった人達のコメントが多数寄せられた。そこには「なんて素敵なお母さんなの」や「フランスでこんなこと絶対ないわ」など称賛の声が見られた。
ところが、中には「これはちょっと悲しいわね。彼女はそんなことする必要はないのに。私達は幼い子を持つ母親のことをもっと理解するべきです」といった意見もあった。しかしながら、今回の母親の行動が話題となったことで幼い子供を連れて旅客機を利用する母親の心境が、人々に伝わったとも言えるのではないだろうか。
【参考サイト】
◆The Sun
◆Dave Corona/Facebook
(下にもおススメ動画あり)
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