アメリカで死産の我が子を火葬場で遺灰にした後、我が子の遺灰ではなく他人が飼っていた犬の遺灰だったことが発覚した。母親の悲しみはあまりにも深すぎた。
今年8月のこと、米ペンシルベニア州に住むジェニファー・デイレイ(Jennifer Dailey)さんは2015年の4月に死産した娘ジェリカ・スカイちゃん(Jerrica Sky)の遺体をキッタニングにある葬儀場で火葬した遺灰を受け取った。
遺灰は綺麗な白い箱に入っておりジェニファーさんは大事に保管し、その(悲しみが深かった為だろう)箱を開けることはしなかったと言う。
そして2年経ち彼女の夫から、心の区切りをつける意味で箱を開けてみることを勧められた。
●娘の遺灰の中に金属プレートが!?
ジェニファーさんは中を開けて我が目を疑った。白い箱の中に透明ビニール袋に入れられた遺灰にまみれて金属の丸いプレートが入っていた。そこには「バトラー・ペット火葬」と書かれていた。
信じられないことに、葬儀場から手渡された遺灰は他人が飼っていた犬の遺灰だった。
ジェニファーさんは、すぐに葬儀場のスタッフを家に呼び、状況を説明させた。スタッフは自分達のミスを認めた。
しかし、ジェニファーさんの心が癒えるわけでもなく彼女は「今まで起きた最悪な状況の1,000倍も最悪な出来事だ」と話している。
この葬儀場はペットと人間の両方の火葬場を運営するバトラー郡のトンプソン・ミラー葬儀場で、今回は人的ミスと語っている。
葬儀場のグレン・ミラー氏は「間違いは私のせいです。当時私は二つの同じ容器を持っていました。そしてラベルを貼る際に手違いを起こしてしまったのだと思う」と明かしている。
後に葬儀場が娘のジェリカちゃんの遺灰を探し出しジェニファーさんの元へ引き渡したとのことだ。しかしジェニファーさん夫婦は、まだ信じることが出来ずDNA鑑定をする予定とのことだ。
●犬の物とは知らず遺灰を偲んできた
ジェニファーーさんは『Pittsburgh’s Action News』のインタビューに涙ながら「屈辱的でとてもビックリしました。私が娘の遺灰だと思って悲しみに暮れて泣き叫んでいたのが誰かの犬の遺灰だったとは」と話している。
報道はされていないが、同じく手違いでジェリカちゃんの遺灰を手元に保管していた家族もきっと同じ気持ちだろう。
【参考サイト】
◆Pittsburgh’s Action News
◆Fox News
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