アメリカ、ワシントン国際サーグッドマーシャル空港で犬アレルギーを理由に機内にいる2頭の犬を降ろして欲しいと要望した女性がいた。しかし警察の手により彼女の方が降機させられてしまった。
現地時間9月26日の夜、同空港にてロサンゼルス行きのサウスウェスト航空1525便機内に搭乗した女性アニラ・ダラッツァさん46歳が、同じ機内にいる2頭の犬に対して機内から移動させるように求めた。
彼女は犬アレルギーだとスタッフに訴えていたが、それを証明する診断書を持ち合わせていなかった為、スタッフとアニラさんとの押し問答が続いたようだ。乗客の中からはアニラさんに対して「飛行機から降りてちょうだい」と言われる始末。そして最終的に警察官によって無理やり降機させられた。
動画では、少し興奮気味のアニラさんを警官等が無理やり降機させようとしている。しかし乗客の中には(犬を擁護する意味でだろうか)拍手を送る者もいた。
(動画02:20)
機内にいた2頭の犬は1頭は介助犬でもう1頭はペット犬だった。同機はPM8時40分に出発する予定だったが、約35分ほど遅れて出発した。
『The Baltimore Sun』が伝えるところによるとアニラさんは、機内の治安を乱し、警官の執務を妨害したとして身柄を拘束された。
サウスウェスト航空からはアニラさんへの謝罪の言葉が述べられ、直接本人にも連絡を取り謝罪することを発表している。
SNSではアニラさんに否定的な者もいれば航空会社を非難する者もいて賛否両論の意見が飛びかっている。
犬愛好家からすると今回のアニラさんのとった行動はあまり気分の良いことではないのかもしれない。
【参考サイト】
◆The Baltimore Sun
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