コートジボワール共和国のボンドークに住むカンボス・シー(Kambou Sie、17)君はパーキットリンパ腫という病気を患ってる。
この病は悪性リンパ腫が週単位で進行する厄介な病である。主に若年層が多くみられるが、カンボス君もまた幼い頃からこのパーキットリンパ腫に悩まされてきた。
また、彼の場合、この腫瘍が顔面に現れた為大きくなった腫瘍が目や鼻、口を覆いつくしてしまうのだ。
その様相は見る者を一瞬驚かせてしまう。そして残酷なことに、その病いが原因でカンボス君が彼が11歳の時に一番信頼を置いていた母親が彼の元を去って行ってしまったのだ。
幸いだったのが父親は彼に献身的だったことだ。しかし経済的に苦しい状態の為カンボス君の治療費が賄えなえず、彼の腫瘍は大きくなるばかりだった。
そして17歳になった今、父親の必死の訴えでイタリアの慈善団体「A Voice for Padre Pio」が協力することとなり、顔面の腫瘍を除去するための化学療法を受ける事ができるようなった。
(動画 02:10)
この朗報を耳にしたカンボス君の母親は彼に謝罪のメッセージを送ったとのことだ。しかしカンボス君は「人は私を怪物と呼びます。そして病気が悪化するにつれ誰もが私から去っていきました。ただ一人父親だけが私を見守ってくれたのです」と明かしている。
カンボス君は現在もイタリアのナポリ・パスカル病院にて治療を受けており少しずつだが腫瘍は縮小し、今では開かなかった目も開くようになったという。
自分の置かれた立場を嘆くよりも自分にとって何が必要か見極め、それを躊躇しないで行動する勇気を持つことが人生を好転させるのだろう。
【参考サイト】
◆MailOnline
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