閉館した犬吠埼マリンパークに取り残されたハンドウイルカのハニーとペンギン46羽。この問題について海外の反応は酷評がほとんどである。
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千葉県銚子市犬吠埼にある犬吠埼マリンパークが今年2018年1月31日をもって閉館したことは当時のニュースで報じられたことで知る人も多いことであろう。このマリンパークのことを海外のREUTERS、CNN、Daily Mail Onlineなど、多くのメディアで報じられた。
海外メディアが取り沙汰する理由は単に水族館の閉館ということよりも、そこに閉館した今もイルカやペンギン、魚や爬虫類といった生き物ががそのまま取り残されていることによる。
閉館当時の報道によるとマリンパークは2011年の東日本大震災の打撃を機に来場者が減る一方で経営難を理由に今年1月に閉館となった。その状況の中で、ハンドウイルカのハニーは小さなプールにたった1頭だけ残され不衛生な環境で現在(2018年10月)も生きながらえている。
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ハニーの最近撮影された動画を見たカリフォルニアの獣医師ヘザー・ラリー博士は次のように語っている。
「ハニー」という名のイルカは、不潔で老朽化した、きわめて小さい水槽のなかで単独飼育されており、その水槽は藻が過剰に繁茂し、広範に塗装が腐食し、周囲の金網のさびつき具合はひどく、さびは水槽に流れ込んでいるものと見受けられる。
また、水槽には日陰になる場所が一切なく、当イルカは有害な紫外線から逃れることができない状態にある。このような状態でイルカを飼育することは残酷かつ非人道的であり、動物学上、専門的に許容される基準に見合うものではない。
【引用元】認定NPO法人アニマルライツセンター
(動画 02:00程)※動画7分のうち全体の一部を抜粋
先月29日にフライデーが報じた内容によると、施設の清掃やハニーやペンギン46羽、その他の生物に餌を与えているはマリンパークの社長の親類関係の人達とのことだ。
最低限の世話はされているものの、ハニーの様子を見るとプールの中で泳ぐわけでもなく、ただただ、ぽつんと独りぼっちで浮いている状態である。
この状況に対して銚子市には手紙やメールが1500件近く届いているとのことだが「民間企業を巡る話」であるため静観するしかないとのことだ。とは言え、この状況に海外からも非難の声が上がっている。
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中ではオンラインで署名を募るサイトChange.orgでハニーの救済を求めているのは日本人だけではなく、イギリス人からも署名を集める活動をしているのが伺えるという現状だ。この救済を呼びかけているイギリス人のシェリー・フォスターさんは集まった署名を既に千葉県知事と銚子市長に送っているとのことだ。
●インターネット上では?。
そのような中、海外からの酷評は犬吠埼マリンパークへだけではないようだ。英語圏の国々からSNS上で「日本、なんて慈悲心が無い国なんだ」やポーランドからは「日本よ恥を知りなさい!」ニューヨークからは「これじゃ病気になっちゃう!責任者や関係者は刑務所行きにしたほうがいい」といった手厳しい意見が連なった。
イルカは非常に知能が高い生物で知られているが一部の生物学者によると悲しみも寂しさも感じる生き物であるという。次の動画だが、見るだけでハニーの生気の無い姿に心が張り裂けそうになるのは筆者でだけではないだろう。
動画(02:21)
【参考サイト】
◆CNN
◆Change.org
◆Dolphin Project/Twitter
◆フライデーデジタル
◆OddityCentral
◆銚子の元気発信隊/Twitter
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