外国人も見てみたいという、神戸の廃墟「軍艦ホテル」が町興しにも！心霊スポットから世界文化遺産まで、廃墟が侮れない！

廃墟と聞くと皆さんはどんなイメージを持つだろうか？
心霊現象で有名な廃墟もあれば、観光地として一躍有名となり、世界遺産にまで登録となった長崎の軍艦島などがある。
中でも廃墟マニアの間で有名なものが神戸の「軍艦島」と呼ばれる旧「麻耶観光ホテル」がある。

旧「摩耶観光ホテル」

このホテルは昭和４年に建てられたホテルだが20年以上も放置された廃墟ホテルとしてとても有名な廃墟ホテルだ。
そして、外観が軍艦に似ているとの事から人々に「軍艦ホテル」と呼ばれるようになった。
それを、地元の灘区にある「麻耶山再生の会」が長崎の「軍艦島」を見習い町興しの一環として、今年12月に一般公開することとなった。
現在、建物の老朽化が激しいため危険防止の柵が儲けられている状態ですが、2016年12月からはハイキングなどの催しを開催し近くから一般の方も見れるようにするとの事だ（2016年8月時点の情報）。

■廃墟といえば幽霊話がつきものですがここは芸術に溢れていた

ここ、旧「摩耶観光ホテル」もまた心霊スポットとして知られているが、この廃墟ホテルの魅力は国内有数の美しい廃墟としてマニアの方には知られている。

その芸術とも言える旧「摩耶観光ホテル」の姿を主に廃墟を撮影しているカメラマンのshenkuさんから、ご提供いただいた作品をご紹介。

昭和初期らしいモダンな外観

 

大食堂、外の光が差し込みモダンな雰囲気がさらに増す

宴会場、曲線を描く柱が芸術を感じさせる。

今の建築物にはあまり見られない天井の高さと曲線美

 

撮影したカメラマンが漏らした言葉は「どう撮っても絵になる素晴らしい芸術品」との事

旧「笠置観光ホテル」

１階部分は放火があったため真っ黒こげ状態

地元の若者が夜な夜な肝試しに訪れる・・・

 

無残に崩れ落ちた階段

旧「扇島ペンション」（幽霊ペンション）

見る影もない２階部分

当時使われていた暖炉