カリフォルニア沿岸で尾にブイのついたロープが絡まったザトウクジラを見つけた漁師が自分の危険も顧みずクジラの背に飛び乗りロープを外し救出する姿があまりにも勇敢すぎる。
今年9月にカリフォルニアでウナギ漁をしているニコラスさんとサムさんが沿岸沖で漁をしていた最中のこと、800メートルほど沖合に出たところで二人はロープに絡まって動けずにいる巨大なザトウクジラに出会った。
(下につづく)
すぐ漁船をクジラの近くまで寄せ、沿岸警備隊に連絡を入れた。しかし返ってきた答えは「我々には何もできない」だった。二人はこのクジラを自分達の手で救助することに決めた。
しかし、なかなか簡単にはいかなかったようだ。初めはクジラがサムさんを警戒して暴れるため、尾から背中に絡まったロープをうまく切り外せない状態だった。動画をよくみるとクジラの背中にはロープによる線状の擦り傷がいくつも見られた。
(下に動画あり)
サムさんは2度海に飛び込み救出しようとしたが、失敗に終わり3度目はクジラの背中に飛び乗ることが出来た。クジラもサムさんが自分を救おうとしようとしていることを理解したかのようだ。
最後はニコラスさんの「(ロープをうまく切れたか?)うまくやったか?やったのか?」という問いかけにサムさんは両こぶしを挙げて喜びの叫びをあげていた。3時間奮闘したすえ、ザトウクジラを無事救出することが出来たのだ。
【動画 00:50】
クジラは自由になった尾で一度海面を叩いてその場を悠々と泳ぎさっていった。この動画を見た人達から称賛の声が集っている。しかし、過去に今回同様、ロープに絡まったクジラを助けようとして、クジラの尾によって船から振り落とされ命を落とした漁師もいる。
サムさんとニコラスさんの危険を顧みない勇気に称賛を贈りたい。
【参考サイト】
◆Daily Mail Online
◆NewsFlare/Liveleak
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