
現在、開催されている「レインボーシックス・プロリーグ」で、人気チームのFNATIC(フナティック)を含め、世界中から集まったプロのゲームプレイヤーがブラジルに集結した。今月18日早朝、日本チームの「野良連合(のられんごう)」が準決勝に進出が決定した。
賞金総額3000万円の「レインボーシックス・プロリーグ大会(Rainbow Six Pro League)」が今月18日から19日にかけてブラジルのリオデジャネイロで開催された。今大会はオンラインゲームの「レインボーシックス シージ」という、テロリストと特殊部隊が戦うゲームで各国のプレイヤーが対戦する。
(下につづく)
●今やゲームプレイヤーはスポーツ選手。
今大会では、ヨーロッパ、北米、南米、そしてアジアからプロのゲーマーがチームとなって対戦する。イギリスを拠点とする「FNATIC(フナティック)」は、実力派揃いの強豪で最も人気のあるチームだ。
FNATICは、まだビデオゲームの初期のころにサム・マシューズ(Sam Mathews)とアンネ・マシューズ(Anne Mathews)によって2004年に設立された。FNATICに所属するゲーマーは何千という大会で優勝を果たしてきたこともあり多くのファンの支持を得ることとなった。
今では数千万人からなるコミュニティがFNATICを応援している。彼らの輝かしい歩みのおかげでゲーマーたちはただのゲームオタクではなくEスポーツ・プレイヤーという位置づけが確立された。

●日本の野良連合。
日本を代表するプロゲーマー集団、野良連合は2016年に発足した。発足した同年2016年の夏には日本代表として「E-Sports Festival香港大会」に出場し、アジアチャンピオンとなった。今大会では、このTwitterに投稿された写真の6名が出場した。
【みんなで野良連を応援しよう!】※拡散お願いします
Please tweet with this hash tag for everyone ‘s support of @norarengou @Wokka_nR @Merieux_R6S @JeN0bq @papilia8121 @ReyCyil_MASHIMA @kizoku_noraren
この6名で22時に成田からリオに飛び立ちます!#NRWIN#GONR pic.twitter.com/yGCq4fjloY
— Pro E-sports野良連合 PC&PS4アジア王者 (@norarengou) 2018年11月13日
当日会場は、熱気に包まれていた。日本時間の今月18日午前0時30に野良連合 は米ネバダ州ラスベガスからやって来た「Rogue(ローグ)」と対戦した。会場はアメリカのお隣、ブラジルとあってRogueのサポーターが大半を占めているように見えた。
しかし、そのようなプレッシャーにも負けず、野良連合は見事6対3で勝利を飾った。

メンバーはお互い肩を抱き合いながら勝利を喜んだ。そして相手チームのRogueのメンバーと握手を交わした。その姿はスポーツマンシップとしか言いようがない。日本でもライブ動画でこの瞬間を見ていた人が多くいたようだ。SNS上で「おめでとう」の声が相次いだ。
次の準決勝と決勝のライブ配信は日本時間の11月19日の0時30分からスタートする。ご覧になりたい場合は「レインボーシックス シージ ESPORTS」のYouTubeチャンネルで閲覧が可能だ。
【参考サイト】
◆レインボーシックス シージ ESPORTS/YouTube
◆野良連合
◆FNATIC
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