アメリカでレストランの排気口から盗みに入ったと思われる男が管内に詰まって身動きがとれなくなり2日間後に救助された。
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●排気管内は油まみれだった。
今月12月12日の午前9時半ごろ米カリフォルニア州オークランドにある中華レストランに通じる排気口の中から身動きの取れなくなった29歳の男(名は伝えられていない)が救助された。
男はレストランが定休日の日に、建物の屋上にある調理場に通じる排気口から中に入ろうとしたのではないかと言われている。しかしながら金属製の排気管内は油でベトベトに汚れているうえ滑りやすくなっていた。
●レストランは2日間定休日だった。
男は細い排気管の中に体が挟まった状態で身動きがとれなくなってしまったのだ。上に上がろうにも油で滑りやすくなっているため這い上がることも出来なかったのだろう。
当時その中華レストランは2日間、定休日をとっていた。男は2日間をその排気管の中で身体が挟まったまま過ごすしかなかった。そして今月12日の朝に出勤してきたレストランの従業員が、グリル台の上にある換気口から、聞こえて来るうめき声に気付いた。
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●男は名前を言わす
レストラン従業員は「何があったんだ、君の名前は?」と問いかけたが、男は「名前はいっから、いますぐ助けてほしい」と、助けは求めるものの自分の名を明かそうとしなかった。
その後すぐに救助隊がかけつけることとなり、屋上にある排気口の中に黒い油まみれの男が確認された。救助隊は排気管を解体するなどして、男は約1時間かかって引き上げられた。その後病院に搬送されている。
当時対応したアラメダ郡保安官事務所(Alameda County Sheriff’s Office)では、このように伝えている。
「男は身体的に疲れきっていて脱水状態に苦しんでいました。彼は病院で処置を受けています。たぶんあと1日遅ければ生きていなかったかもしれません。現在は回復に向かっています。」
警察は男が窃盗のため不法侵入しようとしたとみており現在、事件が未遂なのかどうかは現在調査中とのことだ。
【参考サイト】
◆Global News
◆USA Today
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