【動画あり】空からお金が香港の街に降る。24歳ビットコイン億万長者による新仮想通貨の宣伝の為か？

空からお金が香港の街に降る。新仮想通貨の宣伝の為か？

空から香港ドル紙幣がばらまかれ香港の街はお金を拾う人で一時騒然となった。

今月12月15日香港のサムソイポー（Sham Shui Po）の街のとあるビルの上から100香港ドル紙幣（約1,500円）が、ばらまかれた。空から降って来たお金に多くの通行人らが手にしようとして街は一時騒然となり警察が駆け付けることとなる。

（下に動画あり）

この騒ぎの張本人と思われる人物は紙幣が撒かれる前に通りに出てパフォーマンスをしながらこのように発言している。「今日12月15日はFCCの取引レースが発表されるビッグ・デーです。ここにいる誰もがこの重要なイベントに気付いてくれるといいんだけどな…。」

黒いパーカーを着た男性が話し終わりカメラをビルの屋上に促すと紙幣が空から降って来た。警察は人々にお金を拾わないように促し、散らばった紙幣を回収した。回収された金額は約5,000香港ドル（約7,500円）になるが、紙幣枚数にすると50枚程度なのでほとんど回収されていないと思われる。

●お金を撒いた張本人と言われる男性

『South China Morning Post』によると、この男性の名はワン・チンキット氏（黄鉦杰 Wong Ching-kit）と伝えらている。彼の素性は24歳にして仮想通貨長者でミリオネラだという。また今回紙幣が撒かれたサムソイポーという地区は香港でも比較的貧困層が住む場所だという。

また、ワン氏はFacebookの動画で「貧しい人々のために金持ちからお金を奪う」と主張しているところから、日本では中国版「ねずみ小僧」などと言われているようだ。しかしながら今回の行為は違法だとして当局では捜査を進めているようだ。

●中国版「ねずみ小僧」？
紙幣がばらまかれた時の動画（01：50）

ワン氏はFacebookページ「Epoch Cryptocurrency（幣少爺-新世代礦業）」の所有者であると見られ、彼はコイン・グループという会社を所有していたようだ。いろいろ調べてみたが、今回彼が所有すると思われる新しい仮想通貨の宣伝という目論見があったのではないかと思われる。

しかし、億万長者といえども、今回のことが罪に問われることになると5,000香港ドルの罰金と12カ月の懲役になるとのことだ。

（YouTube動画 00：40）

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