アメリカ、ニューヨークで、ウーバーの運転手の頭をホッケースティックで殴ったとして地元警察は39歳の日系人、コージ・コスギを過失致死の容疑で逮捕した。
名前から察すると明らかに日本人だと思うが現在、国籍は明らかにされていない。事件が起きたのは現地時間11月11日の深夜だった。
当初、海外メディアには68歳のウーバーの運転手であるランドルフ・トーク氏(Randolph Tolk)と口論の末、コスギ容疑者がホッケースティックで殴り殺害したと、あたかも一方的に殴り殺したような報道が相次いでいた。
しかし事実を突き詰めていくと・・・、
事件当時、横断歩道を渡ろうとしていたコスギ容疑者の目の前にランドルフ氏が運転するトヨタカムリが突然停車して道をふさいで来たとのことだ。当時コスギ容疑者はホッケーバッグとスティックを持っていた。
ここは筆者の憶測だが、この時コスギ容疑者も黙ってはいなかったのではないだろうか、当然、コスギ容疑者でなくとも横断歩道を通行中に目の前に車が停車してきたら嫌な気分になるだろう。
多分、コスギ容疑者のとった態度に腹を立てたのだろう。『New York Daily』によるとランドルフ氏が車から降りて来て、口論の末、コスギ容疑者は持っていたホッケースティックで殴り、その場を離れたとのことだ。
ここで議論が巻き起こっている。なぜならランドルフ氏はこの後、車に戻り運転をしているのだ。そして運転を再開した十数分後にWest 20th ストリートのコンクリート縁石に衝突し、病院に運ばれた後、今月12日0時40分に死亡が確認された。このためコスギ容疑者が殴ったことが直接的な死因なのかということが争点になる。
そして一部の報道ではランドルフ氏は過去に逮捕歴があった。警察は2012年の1月に彼の車を(違反か何か)牽引したことがあるがランドルフ氏は車から降りる事を拒んでいた。そして警察官が彼を車から降ろそうとした際に暴力をふるったとのことだ。
この時警官がランドルフ氏に噛まれて流血する怪我をしており暴力罪として逮捕されている。そして2014年の10月1日にも暴行罪で逮捕されている。
また、コスギ容疑者をよく知るホッケーチームの仲間からは「彼の事をよく知っているが暴力とは正反対の人間だ。」「彼はチームでも非常に人気があり、友好的な人だ。今回の事は誰もがショックを受けている」と彼を擁護する発言が見られた。当然彼には逮捕歴は無い。
筆者としても亡くなった人の粗探しをするつもりは毛頭ないが、日本とは違う異国の地での裁判はアジア系の人間にとって公平なものであってほしいと切に願う。
現在、彼の弁護士は被害者が先に攻撃してきたと話しているが真相は当人同士でしか分からない。コスギ容疑者が日系人なだけに今後の行方が気になるところだ。
【参考サイト】
◆New York Daily News
◆Kohji Kosugi/Facebook
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