バンコクの最もおしゃれな高級デパート。ここには高級な革製品のバッグが販売されており、デパートを訪れた人々がショッピングを楽しんでいる。ところが一人の女性がワニ革のバッグを手に取りファスナーをあけて品定めをした瞬間、彼女は恐怖に襲われる。
そしてこの女性も自分の目を疑うような光景を…。
いったいこの売り場で何が起きているのだろうか…。
実は、この売り場にアジアPETA（動物の倫理的扱いを求める人々の会）という団体が、ありとあらゆる革製品の中身に仰天するような仕掛けを仕組んであるのだ。
●どんな仕掛けが？
ワニ革のバッグの中は鼓動を打つ心臓が！
バッグ、財布、ジャケットとありとあらゆる革製品の内側にその血、肉、または心臓を取り付けたのだ。商品を品定めしていたお客さんの中には悲鳴をあげる人もいた。
なぜPETAアジアはこんな事を行ったのかというと。実は、この革製品ができるまで、いかに残酷な事が起きているかを人々に知ってもらうために仕掛けた事なのだ。ニシキヘビにおいては毎年、少なくとも44万匹が東南アジアのジャングルから捕らえられ革製品にされている。
（動画 01：53）
タイでは革製品のために大量のワニが養殖されており、1つのハンドバッグをつくるのに約4頭のワニが殺されるという。
PETAアジアの調べではこれらのほとんどは生きたまま革をはがれるケースが多いとの事で、動物の尊重を訴える目的で今回のようなことを行ったとのことだ。
【参考サイト】
◆PeTA ASIA
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