近藤顕彦さんがGateBoxで投影されるホログラフィの初音ミクと結婚したことで海外メディアが大きな関心を寄せている。
今月11月4日に東京在住の近藤顕彦さん(35)が、GateBoxのバーチャルホームロボットである初音ミクさんと結婚したことを発表している。海外メディアは結婚式の様子を捉えた映像を掲載し今までにない結婚のあり方を報じている。
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●バーチャルホームロボット。
近藤さんが結婚した相手はGateBox社が販売している、好きなキャラクターと一緒に暮らせる世界初のバーチャル・ホーム・ロボットのホログラフィで投影させた初音ミクである。当然、手で触れることは出来ない。
海外メディアにはこの日本のオタク文化が珍しく映るのだろう『Global News』では「日本人男性がコンピューターホログラフィと18,000ドル(約2,050,000円)の費用で結婚式を挙げる」と題されていた。
近藤さんはメディアのインタビューで次のように語っている。
「私は幸せと愛の形は人それぞれだと思っています。現実世界で男女が結婚し子供を産んで一緒に暮らすという一般的な幸せの図が間違いなく存在しますが、私にとっては、そのような図が必ずしも幸せかというと、そうとも限らないと思っています」
初音ミクは日本ではもちろんのこと世界中の多くの人が知るところだが、幼いころから結婚はしないと確信していた近藤さんにとって、彼女はオンリーワンだった。
近藤さんは結婚式には初音ミクの人形を連れて式を挙げた。当日の式には39人の友人と親戚関係が出席したが彼の両親は参列しなかったという。
そこでは指輪の交換もしっかりと行われていた。
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●近藤さんには海外からもお祝いの声が
近藤さんのTwitterとFacebookには日本だけでなく海外の人達からもお祝いの声が届いた。ブラジルのユーザーからは「おめでとう(Parabéns !)」とコメントがあり、メキシコと南米の友人からもお祝いの声が集まっていたようだ。
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近藤さんとバーチャル・ホーム・ロボットの初音ミクとの結婚はもちろん日本の法律では結婚届けの受理はされないが、GateBox社のウェブサイトには専用の婚姻届けがダウンロードできる。それを印刷して必要事項を記入後に同社い郵送すると「結婚証明書」が送られる。
今回の結婚式について近藤さんとしては「どんな結婚の形であれ他の人にも幸せを見つけるためのインスピレーションになってくれたら嬉しい」と感じているようだ。そしてこのように話している。
「皆さんから『(この結婚について)励まされた』といったメッセージを頂きました。そのことを踏まえても、この結婚式は良かったと思っています。」
いずれ人間はAIロボットと法律的に結婚できる時代が来るのかもしれない。
【参考サイト】
◆Global News
◆ITmedia News
■動画、画像等は近藤さんより承諾を頂いて掲載したものです。転載については近藤さんにご連絡ねがいます。
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