中国国際輸入博覧会で試食ブースや試食会場での来場者のマナーが中国国内で物議を醸している。
（下に動画あり）
●外国人出展者が唖然。
今月11月5～10日に上海で開催された「中国国際輸入博覧会」は中国では締めての開催となる。世界各国から集まったバイヤーによる自慢の料理や食品が紹介された。その中で試食ブースに怒涛のごとく試食品を求める来場者に外国人出展者らは圧倒されてしまった。
この公式発表ではこの博覧会は上海にある「国家エキシビション・コンベンションセンター」で開催された。会場にはヨーロッパ、欧米、アジア世界各国のフルーツや加工食品、料理などの展示ブースが並んだ。
会場には多くの食品や飲料品などのブースが並び、特に人気を呼んだのは試食、試飲ブースである。しかし、来場者のマナーがここで問われたようだ。
中国メディア『Vision Times』が報じた内容によると、試食を求めて多くの来場者がブースを取り囲んだが、その様子を見たヨーロッパからの出展者は、しきりに頭を振って「世界100カ国ほど、あちこちまわってきたけど、こんなマナーがなってないのは初めて。アフリカでさえ、こんな状況を見たことがない」と小声でこぼしていたとのことだ。
●試食会場は食品持ち帰り状態。
これだけではない、試食会場で用意された料理や食品は我さきにと持参した籠に放り投げ入れ、そのまま会場を後にするという始末だった。
【試食会場で食品を我先に求める来場者】
（動画00：22）
【試食ブースで食品を我先に求める来場者】
（動画00：09）
●微博で物議。
中国のSNSウェイボー（微博）でもこの映像が投稿され物議が醸されていた。あるものは「まるで飢えた狼のようだ」などの書き込みがあったようだ。しかし何か投稿者の気持ちが変わったのか、または何か圧力がかかったのか知れないが、その投稿は後に削除されてしまったようだ。
（下におススメ動画あり）
【参考サイト】
◆Vision Times
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