ハワイでアザラシの鼻の穴にウナギが潜り込んでしまったと、発見したアザラシ研究チームが報告。無事ウナギは取り除かれた。
(下につづく)
●何故鼻の穴にウナギが?
ハワイモンクアザラシ研究プログラムのチームが、今月12月3日に北西ハワイ諸島にあるフレンチ・フリゲート礁で発見されたハワイモンクアザラシの写真をFacebookに投稿した。
写真はアザラシの右鼻の穴にウナギが突き刺さっており、何とも痛々しい表情をしているように見える。ウナギといっても、実際にはウナギ目ウミヘビ科のモヨウモンガラドオシというウミヘビの一種ではないかと思われる。
■モヨウモンガラドオシ(以下ウナギと表現)
【出典:】CC BY-SA 3.0, Link】
刺さったウナギは長さが約61センチで鼻には約50センチほど入り込こみ尾の部分10センチのみがアザラシの鼻から垂れていたという。研究チームが約45秒ほどで首尾よくウナギを取り除き、その時のことを次のように話している。
「まるでマジシャンが帽子からスカーフを取り出すようにウナギを引き抜きました。ウナギの頭は確認できたのですが、ヒレやその他トゲなどがアザラシの鼻腔あたりに残っているかもしれません。しかし取り除く際に引き抜いた後に流血もなくアザラシは落ち着いた様子でした。」
【出典:Benjamin Keen [CC BY-SA 3.0], ウィキメディア・コモンズより】
今回アザラシは砂場に鼻を近づけなながら餌を探している時にウナギが鼻の穴に突っ込んできたと考えられている。また研究チームは約40年間彼らの調査をおこなってきたが過去に2~3度、同じ状況を発見しているという。
【参考サイト】
◆NOAA FISHERIES
◆Hawaiian Monk Seal Research Program/Facebook
(下におススメ動画あり)
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