同じ学校の子に対して、いじめをした少女に罰として父親が学校まで歩いて登校させた。実にその距離合計8キロも歩いたことになる。
●少女は2回もお咎めが…
米オハイオ州スワントン在住のスコット・コックスさんが10歳になる自分の娘、カースティンちゃんが他の生徒に対していじめをしたことで、罰として、学校へ歩いて登校させた。
(下に動画あり)
●事のいきさつ
先月11月30日の金曜日にカースティンちゃんは学校から渡された書面をマットさんに見せた。それは、他の生徒をいじめたという理由で来週三日間、スクールバスに乗って登校することが出来ないというものだった。しかも今回が2回目の学校からのペナルティだという。
カースティンちゃんはマットさんに「朝、車で学校まで送ってね」とお願いをしたようだが、マットさんは父親として娘のしつけのために、「歩いて登校するように」と返した。
マットさんは週明け12月3日の朝に、気温が2度という寒いなか、重いバックパックを背負ったカースティンちゃんを、歩かせて登校させた。しかし、娘思いのマットさんは後ろから車で見守りながら、彼女を歩かせていたのだ。彼女が歩いた距離は合計にして約8キロにもなった。
(Facebook動画 約2分)
●Facebookへ投稿
マットさんはこの時、動画を撮影しており、それを自身のFacebookに投稿したところ3日間で1900万回も再生された。動画にはマットさんの「いじめは許されることではない」ことと「他の親が見たら反対するかもしれないが、自分としてはとくに問題を感じない。これによって娘がいじめをやめることで正しいことだと言える」と訴えている。
この投稿を見た多くの人から、マットさんの躾方法に称賛の声が集まった。しかし中には「やりすぎでは?」や「自分の子供のプライバシーはどうでもいいの?」といった批判的な意見も多く見られた。
しかしながら米放送局CBSがFacebookでとったアンケートでは、実に82パーセントの人がマットさんに賛成するという結果となった。18パーセントは反対ということだが、このアンケートには6726人からの投票があった。
マットさんは4人の子供の父親だが、彼のFacebookには子供たちと仲良く一緒に写る写真がたくさん見受けられる。当然、今回お仕置きされたカースティンちゃんも父親のマットさんと仲良さげに写る写真が多数見受けられる。
厳しいやり方と思うかもしれないが、10歳の彼女との間に信頼関係があるからこそ成り立つ躾なのかもしれない。
【参考サイト】
◆Chicago Sun Times
◆USA Today
(下におススメ動画あり)
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