Bayo Omoboriowo [CC BY-SA 4.0], ウィキメディア・コモンズ
ナイジェリアのブハリ大統領が既に死亡し、クローン人間となって大統領を続けているという噂が国内で広まっていた。これに対して、このほど本人自ら「本物である」と反論し噂を否定した。
(下につづく)
●噂が出た原因
今月12月2日にナイジェリア共和国のムハマンド・ブハリ大統領は国連気候サミットのために訪問したポルトガルから自身のTwitterを通じてこのように投稿していた。
「今日、ポルトガルでの会合で私が『クローン人間なのか?』という質問があった。しょうもない噂が広まることは珍しいことではないが、どうやら昨年海外で医療休暇を取っていた時に多くの人が私の死を望んでいたようだ。」
One of the questions that came up today in my meeting with Nigerians in Poland was on the issue of whether I‘ve been cloned or not. The ignorant rumours are not surprising — when I was away on medical vacation last year a lot of people hoped I was dead. pic.twitter.com/SHTngq6LJU
— Muhammadu Buhari (@MBuhari) 2018年12月2日
●噂を振りまいたのは
『Sky News』によると、ブハリ大統領の死亡説とクローン説をSNSで広めたリーダー的存在の者はナイジェリアの「ジュブリル(Jubril)」という名前の詐欺師だと言われている。それに便乗するかのように、何やら政治的な叩きつぶしのようなやり取りも見える。
イスラエルの先住民リーダーであるマジ・ヌナムディ・カヌ氏(Mazi Nnamdi Kanu)はジュブリルは詐欺師ではないと訴え、ブハリ大統領がクローンだと主張する理由をTwitterに投稿している。
例えばブハリ大統領が「左利きだったのが右利きになった」というものだ。
Here we have a supposed old man between 76-85 yrs that suddenly switched his writing hand from left to right.
Could the @AsoRock handlers of Jubril clarify this mix-up?
We are patiently waiting for answers and I believe millions of people deserve an explanation.@NGRPresident pic.twitter.com/y0o63ApY5I
— Mazi Nnamdi Kanu (@MaziNnamdiKanu) 2018年11月25日
昨年2017年にブハリ大統領はロンドンで医療休暇で約7週間滞在した。その時もロンドンの病院で死亡したとされるブハリ大統領を描写した動画がネット上で出回った。
今回のクローン説についてブハリ大統領は国連気候サミットの場で笑い飛ばしながらクローンではないことを明言した。そして今月誕生日を迎える大統領は「皆さんに断言する!私は本物だ!今月76歳の誕生日を迎えるが、まだまだ元気いっぱいだ!」とTwitterに投稿している。
もし、本人がクローン人間であれば、中国のゲノムどころの話ではない。医療業界がほおっておかないことだろう。
【参考サイト】
◆Sky News
◆Daily Sabah
(下におススメ動画あり)
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